一つ唄【ひとつめのうた】

導いてこの世界へ
いつでもどこかで見守っているから

わたしのすべてがてらしだす
あなたのすべてをうつしだす

ねえ何処へ行けばいいの
何も知らなかった私に教えてくれたのは
あなたでした

世界は巡り巡る静かに静かに
何処へ何処へ行けばいいのだろう
何も知らない私ただただ無力で
全てが謡い奏で踊る宴が始まる

始告の鳥が目覚め
終告の鳥は眠る
暖かな春が奏で
涼やかな夏が舞い踊る
哀しみの秋が見つめ
憂いの冬が咲き誇る
穢れなき光が叫び
愚かなる闇が嗤う
厳かな海が飲み込み
果てのない大地は聳ゆる
彼方からの天が見守り
導を照らす星が瞬く

古より伝わりし宴が始まりを告げる
すべての生きるものがこの楽園へと集う

生きるものを愛した
わたしの祈りが
ここに集うよ
わたしのすべてが
すべての命に
導きを与える

遠く遠く飛んでいく二羽の鳥は
寄り添いあいながら楽園を目指す
生きていく道筋が違っていても
最後には一緒になれるだろうね

Rattseribelwenteda,Salbatsaralfendino
Rattseribelwenteda,Salbatsaralfendino
Gettireldashistirest,Forstiddotiyyatsu!!!

二つ唄【もうひとつの唄】

導いてこの世界へ
いつでもどこかで見守っているから

わたしのすべてがうつしだす
あなたのすべてをてらしだす

ねえ何処へ行けばいいの
何も知らなかったあなたにすべてを教えたのは
わたしでした

世界は巡り巡る静かに静かに
此処へ此処へ君をつれてくるよ
何もかもわかっててすべて受け入れるよ
全てが謡い奏で踊る宴が始まる

始告の鳥が目覚め
終告の鳥は眠る
暖かな春が奏で
涼やかな夏が舞い踊る
哀しみの秋が見つめ
憂いの冬が咲き誇る
穢れなき光が叫び
愚かなる闇が嗤う
厳かな海が飲み込み
果てのない大地は聳ゆる
彼方からの天が見守り
導を照らす星が瞬く

古より伝わりし宴が始まりを告げる
すべての生を終えたものがこの楽園へと集う

生を終えたものを愛した
わたしの祈りが
ここに集うよ
わたしのすべてが
すべての終わりの命に
導きを与える

遠く遠く飛んでいく二羽の鳥は
寄り添いあいながら楽園を目指す
生きていく道筋が違っていても
最後には一緒になれるだろうね

Rattseribelwenteda,Salbatsaralfendino
Rattseribelwenteda,Salbatsaralfendino
Gettireldashistirest,Forstiddotiyyatsu!!!

始告の鳥-さいしょ-

廻る廻るよ 歌声が
謡う謡うよ 世界が
全てを告げる鳥が飛ぶ
行くべき場所すら知らぬ鳥
ただ始まりを告げる為に

終わりなど識らないさ
識りたくもない!
ただ この世界
始まるのならば
それだけで 構わない!!
告げようか 始まりを
目覚めるよ 世界が
ただ 静かに 静かに
始まりを紡ぎだす

廻る廻るよ 歌声が
謡う謡うよ 世界が
全てを告げる鳥が飛ぶ
行くべき場所すら知らぬ鳥
ただ始まりを告げる為に

始まりを 告げる為 だけに

終告の鳥-さいご-

廻る廻るよ 歌声が
謡う謡うよ 世界が
全てを告げる鳥が飛ぶ
行くべき場所すら知らぬ鳥
ただ終わりを告げる為に

始まりなど識らないわ
識りたくもない!
ただ この世界
終わるのであれば
それだけで 構わない!!
告げようよ 終わりを
眠るよ 世界が
ただ 静かに 静かに
終わりを紡ぎだす

廻る廻るよ 歌声が
謡う謡うよ 世界が
全てを告げる鳥が飛ぶ
行くべき場所すら知らぬ鳥
ただ終わりを告げる為に

終わりを 告げる為 だけに

対の光-ひかりとひかり-

光は一つ?
光は二つ?
そんなこと いいわ
どうだって いいのよ

災いなどなくなれば それでいいと思うの?
いつだって そう
みんな 自分勝手なの
災いがなくなれば 世界は 滅びるわ

災厄の光を 導きを この手に
謡い 踊り 掲げ 捧げよ この手を!

いつだってそう 見守っているわ
太陽は昼を照らし 人を照らし続けるの
月は夜を照らし 人を照らし続けるの

光は一つ 光は二つ
二つで一つ 一つで二つ

ああ ここに 災厄の光を 導きの 光あれ

最初の光闇-はじめの-

そこに在った そう 闇が
そして生まれた それは 光

光がなければ 闇は生まれない
闇がなければ 光は生まれない

光り輝くその時に 闇が全てを飲み込む
奪い奪われ 与え与えられながら
共に生きると それしかないと
ただ一つの道を この標無き道を

生まれながらに 定められしこの生命
それでも 構わないの
だって 運命でしょう?

いつだって見続けるよ
終わりと 始まりを
人は 生まれ 生きて 死んでゆく
とても嬉しくて とても悲しくて
それでも 見続けるわ 
だってそれが光闇だもの!!

いつも いつでも 人よ 安らかに
ただ 静かに 安らかに 眠れ

有無の真実-ほんとう-

そこに 在るのか?
いいや そこには無いよ
それでは こちらかな?
いいや そこにも無いさ
それでは 何処に在る?
此処に在るのさ
此処に在るのか?

ああ 此処に在って此処には無いんだ

いつだって何処にでも いるものなんだよ
在るものは在るんだ 確かに 此処に掴めるよ
無いものは無いのだ 確かに 此処に掴めない

在るべくものが在るのは変かい?
無きものが無いのは変かい?

そんなことはないのだね
そんなことあってたまるものか

いいかい?よくお聞きなさいな
君は此処にいて 君は此処にいないのだよ

境界など曖昧なのさ
有と無の 境界などね

では誰が決めるのかって?
そんなの決まっているだろう

境界を 決めるのは 君だよ

そう アナタだよ

創天造海-つくりてこわす-

指先一つ動かせば
地表が現れ 海は満ちる

指先一つ動かせば
地表は裂けて 海は枯渇する

何度も 何度も
創って 壊して 創って 壊して

一体何が楽しいのかも解らずに
ただただ それを 繰り返す

結果の為の目的なのか
目的の為の結果なのか

そんなことはもう忘れてしまっていて

それでも創って壊すことを止めないのは
とても愚かなのだろうね

どうして創りて壊すのか
どうして創れて壊せるのか

いつの日かその意味を識る為に
今はまだ創って壊していよう

時空迷路-こことそこ-

いつか辿り着けたらいいね

遥か昔のことなのに
いつまでも覚えているのは
私が未練がましいのかしら?
それでも構わないわ

時間が経ちすぎた この世界
あの時から どれ程時間が経ったのでしょう?
もう 長すぎて 忘れてしまったのだけれど
あの時の アナタの笑顔 忘れないよ

笑っていてください 泣かないでください
時が総てを 運んでくれるでしょう

喜びも 怒りも 哀しみも 楽しみも
関係なく総てを 時が運んでいくでしょう

いつかは忘れてしまうでしょう
仕方の無いことでしょう

それでも私は 覚えています
アナタが忘れても 私だけは

私は総てを覚えています
あの時も その時も この時も 総てを

私は時だから この身体に総てを刻み付ける
時の記憶を 過去の記憶を
総てを覚えています だから忘れてもいいわ

追憶するのは 私
喜びも 怒りも 哀しみも 楽しみも
総てを受け入れていきます

だからいつまでも 笑っていてください