『姫よ、行ってしまわれるのですか』

 和威 

日本物語/御門

『姫よ、行ってしまわれるのですか』
『やめておいた方が良いと思いますよ……』
『竹取物語は仮名によって書かれた最初期の物語と言われていて、成立年・作者共に未だ不明であり――って、
何をつまらなさそうな顔をしているんです』

エンペルト/♂

私/貴方、〜さん等(呼び捨ては滅多にしません)

25歳/180cm

竹取物語で御門を演じる青年。
普段は慎重というか面倒くさがりで、行動力は雀の涙ほどしかない。
いつもボーっとしていて、酷いときは死んだ魚のような目だとまで言われる有様。

しかし、舞台に立つと一変して、観客を劇中に引き込むような名役者になる。
この竹取物語でも、御門の高貴さや、かぐや姫への募る想いなどを、見事に演じてみせた。
その変貌振りに、周囲は驚くばかりだが、本人は至って平然としている。挙げ句の果てには、
雰囲気が変わって見えるのは、演出やメイクの腕が良いからだと言い出す始末。
謙虚というよりは、自分がそこまで変わっているという意識がほとんどないらしい。

また、自分が演じる演目については、滅多に見せない好奇心を剥き出しにしてとことん調べる質。
よく図書館に篭もっている姿が目撃される。
竹取物語についても、そこら辺の学者並の知識を身につけ、訊かれれば大概のことは答えられるようにまでなった。
時折、勝手に語り出すこともあるが、話が長いので退屈されてしまうことが多い。本人は心外に思っている。

癖のある子ですが、気軽に絡んで頂けると嬉しいです。
恋愛関係はNL推奨ですが、BLも絡み次第では受け付けます。

夕月もみじ

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